ギターケーブル(シールド)の修理方法|プラグ根元の断線を7cmカットして復活!
ギターを弾こうとシールドをつないだら、「ブーン」という大きなノイズや接触不良…。
プラグの根元を曲げると少しだけ音が良くなるようなら、内部で断線しかけている可能性が高いです。
今回は、約20年前に購入して長年ジャンク箱に眠っていたギターケーブルを修理してみました。プラグ側を約7cmカットして半田付けし直したところ、見事に復活したので、その作業内容を紹介します。
症状を確認
シールドを接続すると雑音まみれ。
プラグの根元付近でケーブルを極端に曲げると、少しだけノイズが減る状態でした。
この症状ならプラグ付近の断線が疑われるので、思い切って約7cmカットすることにしました。
ケーブルをカットして半田付け
本線は新しく被覆を剥き、芯線を出します。
芯線とシールド線(外側)は、それぞれ指で軽くねじってからハンダを流し、あらかじめ固めておきました。
プラグ側は、プラグキャップ・スプリング・保護チューブを通したまま奥へずらして作業します。
古い半田付け部分はニッパで切り取り、新しいケーブルを半田付け。
ホットとコールドを間違えないよう注意しながら、念のため片側ずつ作業を進めました。
動作確認
修理後はBoss ME-25へ接続し、ヘッドホンでサウンドチェック。
ボリュームを大きくすると多少の「ブーン」というハムノイズはありますが許容範囲。
それまで悩まされていたひどいノイズは完全になくなり、修理成功です。
切り取ったケーブルを分解してみた
最後に、どうしても原因を確認したくなり、切り取った部分をナイフで割ってみました。
すると予想どおり、見事に断線。
数本の銅線だけがつながっていて、かろうじて音が出ていた状態でした。
断線箇所は、ちょうどプラグキャップとスプリングの境目。
やはりここが一番曲げのストレスがかかる場所なんでしょうね。
約20年越しで復活
このケーブルは約20年前に島村楽器で購入。
数か月使っただけでノイズまみれになり、修理もせずジャンクケースへ放り込んだままでした。
結構高かったような気もするし、逆に安物だったような気もします(笑)
長年眠っていましたが、捨てずに置いておいて本当に正解でした。
使用した工具
- 40W半田ごて
- ニッパ
- ヒートクリップ
- コテ台
ヒートクリップがあると熱が伝わりにくくなり、被覆が焦げるのを防げるので安心です。
また40W程度の半田ごてなら、ギターのボリュームポットのアース配線も十分作業できます。
まとめ
プラグの根元を曲げると音が変わるようなシールドは、内部で断線しかけている可能性があります。
今回のようにプラグ側を少しカットして半田付けし直すだけで復活することも珍しくありません。
もちろん全長は約20cmほど短くなりますが、買い替えたり修理に出したりする前に、一度挑戦してみる価値はあると思います。
今回修理したのは約3mのギターケーブル。
半田ごてをお持ちの方なら、それほど難しい作業ではありませんので、同じ症状でお困りの方はぜひ試してみてください。



