自作テレキャスター配線修理
ネックは購入から約20年。ボディは製作から約15年たち。
Boss ME-25につないでヘッドホンさすとアンプシミレーターになるようで 電源を入れたままギタースタンドに置き、また取り上げて弾くと 音が出なかたりノイズまみれになって音がでなかったり。
ボリュームスイッチを叩くと直ったり。 こりゃポッドがいかれたか配線の半田が悪くなったのかどっちかだと思い。
ボリュームとトーンポッドに付いてる配線をすべて外してやり直し。 ポッドのアースに付いてる半田を溶かしアース線をはずしたら すぐに半田吸い取り器で何回も吸い取り。
仕上げは半田吸い取り線を使います。使った工具はほとんどgoot製品。
下図が直す前の半田の状態。
ポッドにある3つの端子が黒く汚れてるし このギターを作ったあとフレットすり合わせに出したとき ギターワークスの廣田氏に言われたのは アースの半田がちょっと甘いので直しておきました。と で、まあほかも見た目でわからないくらいの甘さだったんでしょう。
それから20年もたてばおかしくなってきて今が直し時だったと思います。
下図がやり直した状態の図。
コンデンサーもそのまま再利用。セレクタースイッチは触っていません。
このセレクタースイッチは日本製と外国製では端子の配線が真逆になるそうで、 製作当時、配線図を見ながらテスターをあてて調べたのを思い出しました。
ついでに配線図も載せておきます。 スタンダード配線。
タップ付きの配線図。
私のピックアップにタップは付いてないので関係ありませんが、 配線図を探してる方の参考になればと思います。
ただし、セレクタースイッチの配線が全く違ってくるので交換した方が簡単で楽かも。
半田をやり直して音出ししてみると やっぱり今までより音がクリーンな気がしてなりません。
シールドを挿して左手でネックを握り弦を抑えるとノイズがすっと静かになります。
昔のアナログ製品が調子悪いとき とりあえず叩いてみるのが基本ですが、 やっぱりどこか根本的なところに問題が起きてるんだと実感しました。