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2020年3月15日 (日)

網膜剥離手術後の過ごし方

経験談を踏まえてこれから手術を受ける方が失敗の無いよう役立てれば幸いです。

硝子体手術を行うと白内障にかかりやすくなるので、

人工レンズを入れる白内障手術も同時に行われることが多いそうです。

そうすると近眼だった人は少し解消されますが、遠視ぎみになり

大抵は小さい文字が読みにくくなり老眼鏡が必要になります。

で、その前に網膜剥離の手術では最後にガスかシリコンオイルを眼球に注入されます。

ガスの場合、自然と抜けていき眼球内部は水で満たされていくまで

寝る時はうつぶせ、起きてるときはうつむいた姿勢でいることが重要です。

それは病院、医師からも指示されるはずです。

シリコンオイルを注入された場合、ガスを注入されたよりは重症と思った方がよく

医師によってはうつ伏せにならなくていいよ!と言われることもありますが。

絶対うつ伏せで寝てうつむき加減で日中を過ごしましょう。どんなに辛くてもです。

頭を真っすぐ向けたり上を向いて寝たりするとせっかくの手術が無駄になり

再手術を受けてもそれ以上良くなることはなく悪化するのみです。

下を向いたときガスやシリコンオイルの浮力で眼底を押さえつけて網膜剥離を防止するのですから。

網膜は一旦剝がれるとレーザーで焼いても再生しません。

レーザーで焼いたところも見えないのでそれだけ視野が狭くなったり光が失われます。
起きてるときは意識して俯いていられますが、問題は夜寝るときです。

そこで簡単に少しでも楽にうつ伏せで眠るには?

うつ伏せで寝た状態の胸の位置に座布団2-3枚分の厚みのクッションを敷きます。

おでこにあたる部分を支えるため、漫画本や単行本4-5冊重ねてタオルで巻いた枕を作って置きます。

こうすると当たってるのは胸から下とおでこだけ。

顔が布団に当たらず呼吸も普通にできて何もなしで寝るより随分と楽になります。

私はシリコンオイル注入、この方法で2か月過ごしました。

ですので失敗無し。

シリコンオイル注入当初は視界が少し濁っていましたが、ある朝突然クリアーな視界に戻ってびっくり。

主治医の診察でも「今朝は何か違っていませんか?」と聞かれるくらい濁りがとれた朝を迎えました。

後にシリコンオイル除去の手術を受け、同時にガスを注入。

ガスは自然と抜けていきますが抜けるまで、医師がいいと言うまではうつ伏せを続けます。

その後、医師の判断で眼鏡を作ってもいいだろうという時期が来てから眼鏡を作りましょう。

それまでは拡大鏡などで我慢がまんです。

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