自作テレとアフィニティテレのボディをスワップとネック交換
要するに双方のネックを入れ替えただけですが
スタンダードなネックはナット幅が42mm ネックポケット21フレットの部分が約56.5mm
一方アフィニティはナット幅41mm 21フレットの部分の幅が55.5mmと約1mm違います。
自作ボディへアフィニティネックを取り付けてみると ネックポケットに余裕で入るのでセンターがずれないよう慎重にボルトオン。
アフィニティボディへスタンダードネックを入れようとするとそのままでは入りません。
そこでカッタウェイの短い方の側面とピックガードを付けたままヤスリでしこしこ削ります。
ネックポケットの側面には赤のマジックで縁取りをしてあり ボディのキャンディアップルにあわせて木端のアルダー色が見えないようにしています。
で、その赤いマジックが消えてなくなるまでヤスリがけをすると ようやくネックがキチキチで入るようになったのです。
6本の弦をゆるく張り、ネックのセンター出しをしてボルトオン。
アフィニティボディ側のビス穴はバカ穴ではなくタッピングの下穴径と同じなので ねじが切られた状態になってるのでネックへ10mmほどねじこんだら一旦緩めて ネックの密着を確認して締め直しします。
ただ、メイプルワンピースのネックの方は削ってなくポケットに対してコンマ5ほど大きいので ネックポケットへはカチこんでるのでボディの三角になってる所に割れ目が走っちゃいました。
よく見ないとわかりませんが塗装だけじゃなく木材も裂けてると思われます。
画像のように自作ボディバーズアイサンバーストはフェンダーショップにある 上位機種と似たような風貌に変わりました。
それとネック幅1mmくらいの違いだと3連ブリッジに弦を通してもしっかり合うようで大きなズレはありません。
アフィニティブリッジは弦が裏通しじゃないのでテンションが低いと思い01を張ってチョーキングする 指を鍛える養成ギプスとしていてローズ指板のほうは09にしてるのでゴムを引っ張るように柔らかく感じます。
ネックの取り付け穴は自作ボディとフェンダーとで穴2個分くらいずれてたのでそのまま打ち込んでいます。
これが穴半分微妙にずれてたりゆるくなって締まらないときは マッチの軸かつまようじに接着剤をつけて打ち込み、平らに削ってビスを打ち直せば メイプルは堅いのでそれでじゅうぶん締め付け強度が出ます。
ネックを交換してみてわかったことは、 自作ボディのネックポケットが0.5mmほど深い。 その分弦高が高くなりましたが、アフィニティボディもちょっと高い。
オクターブはそんなに変わらない。 ネックヘッドの形状はフルコピーは厳禁なのでしょう、微妙に長さとカーブが違います。
メイプル指板は塗装してるのでチョーキングのときノンスリップのように指が引っかかることがある。 グリップのシェイプは平らに近いかまぼこ型。
アフィニティの方は円に近いU字型。 最初はバッカステレを買って自作ボディへ挿げ替えようかと思っていましたが、 なんとか収まって一安心。
買わなくて済んだので思い切ってやってよかったです。
キャンディアップルにメイプルネックは正規のラインナップにあるので見た目もおかしくないでしょう。 ローズ指板サンバーストボディ、鼈甲柄ピックガード、3連裏通しブリッジのテレキャスターをやっと手にできました。
これでしばらくは自己満足感に浸れます。
次は何をしようか思案開始です。