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2017年10月17日 (火)

自作テレキャスターとアフィニティ・テレキャスターのネック交換&ボディスワップ

自作ボディとアフィニティを入れ替えてみた

今回は、自作テレキャスターとスクワイヤー・アフィニティ・テレキャスターのネック交換とボディスワップに挑戦してみました。

要するに、お互いのネックを入れ替えただけですが、実際にやってみると細かな違いがいろいろ見えてきます。

スタンダードタイプのネックは、

  • ナット幅:約42mm
  • 21フレット付近:約56.5mm

一方、アフィニティは

  • ナット幅:約41mm
  • 21フレット付近:約55.5mm

と、およそ1mm細く作られています。

Img_1677224x300

自作ボディへアフィニティネックを装着

自作ボディへアフィニティネックを合わせてみると、ネックポケットには余裕で入ります。

そのぶんセンターがずれないよう慎重に位置決めをして、そのままボルトオンしました。

一方、アフィニティボディへスタンダードネックを取り付けようとすると、そのままでは入りません。

そこでカッタウェイの短い側のネックポケットを、ピックガードを付けたままヤスリで少しずつ削ることにしました。

ネックポケットの縁には赤いマジックで印を付けてあり、キャンディアップルレッドのボディからアルダー材の木肌が見えないようにしてあります。

その赤いマジックが消えるまで根気よく削ると、ようやくキチキチのサイズでネックが収まりました。

ネック取り付け時のポイント

6本の弦を軽く張り、ネックセンターを確認してからボルトオン。

アフィニティ側のネック穴はバカ穴ではなく、タッピングビスが効く下穴径になっています。

そのため、一度ネックへ10mmほどねじ込んでから少し緩め、ネックがしっかり密着していることを確認して締め直しました。

ただし、メイプルワンピースネックは削らずに無理やり圧入したため、ネックポケットの角に小さな割れが発生。

よく見ないと分からない程度ですが、塗装だけではなく木材まで少し裂けているようです。

やはり0.5mm程度でも無理な力を掛けると危険ですね。

見た目は上位機種のような雰囲気に

完成すると、自作バーズアイメイプル・サンバーストボディは、フェンダー上位モデルにもありそうな雰囲気になりました。

見た目だけでもかなり満足度が上がります。

Img_1679224x300

また、ネック幅が約1mm違っていても、3連サドルブリッジでは弦の位置はほぼ問題なく、大きなズレはありませんでした。

弦のテンションの違いも面白い

アフィニティはトップロード仕様なので、裏通しよりテンションが低め。

そこでこちらには0.10ゲージを張り、チョーキングで指を鍛える"養成ギプス"仕様にしています。

一方、自作ボディ側は0.09ゲージ。

こちらはゴムを引っ張るような軽いタッチで演奏できます。

ネック穴が合わない場合は?

今回、自作ボディとフェンダー系ではネック取り付け穴が約2穴分ほど位置違いだったため、新たに締め込んで固定しました。

もし穴が半分ほどずれていたり、ネジが効かなくなった場合は、

  • マッチ棒
  • つまようじ

などに木工用接着剤を付けて穴へ打ち込み、平らに削ってからビスを締め直せば十分な強度が得られます。

メイプルは硬い材なので、この方法でもしっかり固定できます。

ネック交換で分かったこと

今回交換してみて分かったことをまとめると、

  • 自作ボディはネックポケットが約0.5mm深い
  • そのぶん弦高はやや高くなる
  • オクターブ調整はほとんど変わらない
  • ヘッド形状は微妙に長さやカーブが異なる
  • メイプル指板は塗装の影響でチョーキング時に指が少し引っ掛かる
  • グリップ形状はメイプルが平らに近いかまぼこ型
  • アフィニティは丸みのあるUシェイプで握りやすい

それぞれ個性があり、弾き比べると違いがよく分かります。

買わなくて済んだのが一番の収穫

最初はバッカスのテレキャスターを購入して、自作ボディへ移植しようかとも考えていました。

しかし、今回のネック交換で理想に近い仕様へ仕上げることができ、一安心。

余計な出費をせずに済みました。

キャンディアップルレッドにメイプルネックはフェンダー純正にもある組み合わせなので違和感もありません。

そして、ローズ指板・サンバーストボディ・鼈甲柄ピックガード・3連裏通しブリッジという、自分が思い描いていたテレキャスターもようやく完成。

しばらくは、この自己満足感に浸りながら弾き倒したいと思います。

……とはいえ、完成するとまた次の改造を考え始めるのがDIY好きの性分。

さて、次は何を作ろうか思案開始です。