木製ハンドレールの作り方。ボート、ヨット他
既製品も売っていますが、
その多くが板を切って面を取っただけのもの。
付けたい所にピッチが合わない等々。 簡単で見映えのする作り方の紹介です。
用意するものは、 50x70角以上の角材(できればチーク) 握りが30mm程。しっかり握れて指が窮屈にならないようにすると これぐらいの角材が適当です。
道具は、 できればトリマーと坊主面のビット。
丸のこ盤がなければ電気カンナ。内丸カンナ。
最低限、ジグソー、小刀、鉋。があれば工作可能。
加工手順は、
1:欲しい長さと取り付けピッチを決めて 下図のようにAまたはBなどの曲線を罫書きジグソーでカット。
2:丸のこ盤の刃を斜めにセットし、台形にカット。 もしくは電気カンナなどで削る。
3:あとは角を丸めてペーパー掛け。1と2の順番を変えるとトリマーで削りにくいだけじゃなく ジグソーで切るとき切断面の角度がずれてどうにもならなくなります。
下図左のような様式もあり、いっそう豪華に見えるし手間がかかってるのがわかります。
図右側が標準的な仕上がりイメージ。
台形に落とす前に丸のこで窪ませる中心に溝を切っておくと簡単に仕上げられます。
基本的な取り付けはボルトを使いますが、ネジが締められない位置に当たったりするので そのときはタッピングを使います。
で、1ヶ所に2本縫い。 ですのでバカ穴をどんどん開けずにタッピングの下穴を開けて止めていき。 ボルトを通しても大丈夫なところを確認後、
そこだけボルト穴を開けなおします。 水漏れしたら困るところはコーキング材を充填して締め付けます。 取り付け後の仕上げはワックスよりニス仕上げの方がきれいです。
上図は検索で拾った画像ですが、安っぽい作りだとわかるでしょう。