サイト内検索

アクセスランキング

Powered by Six Apart
Member since 06/2015

« らくらくスマートホン3 F-06Fで音楽を聴く | メイン | BOSS ME-25パッチで簡単音作り »

2020年3月15日 (日)

LM386スモーキーアンプの自作|ミンティアメガハードケースで作る超小型ギターアンプ

LM386を使ったスモーキーアンプを、今回はミンティア メガハードのケースへ組み込んでみました。

ケースがコンパクトなので持ち運びしやすく、真夜中のギター練習や出先での演奏にも便利な超小型アンプです。

必要な部品

使用する半導体はLM386を1個だけ。

電解コンデンサーは、

  • 10μF×1個
  • 220μF×1個

を使用します。

220μFを1個だけ使用し、LM386の1番ピンと8番ピンを直結しても問題なく動作します。

ICは直接半田付けせず、ICソケットを使うのがおすすめです。

半田こての熱でICを傷める心配がなく、別タイプのICへ交換するときも簡単です。

回路図は下図を参考にしてください。

E130da449c7b28e8c0e0af024c06502d3_2

ミンティアケースの加工

今回ケースに選んだのはミンティア メガハード

空きケースの底へ、目見当で構わないのでジャック位置を決め、マジックでセンターを印します。

まずは5mm程度のドリルで下穴を開け、そのあと10mmで仕上げました。

ただし、10mmで開けるとリーマでバリ取りした際に穴が少し広がってしまいます。

そのため、

8mm程度で穴を開けてからリーマで仕上げる方法のほうが、きれいに加工できるかもしれません。

柔らかい樹脂なので穴あけは非常に簡単で、切りくずもほとんど出ません。

なお、半田こてでも穴は開けられますが、バリ取りが大変なのでドリル加工をおすすめします。

配線のコツ

配線に使うリード線はできるだけ短くしましょう。

無駄に長い配線になるとLM386が発振しやすくなり、ノイズだらけで聴くに耐えない状態になることがあります。

配線はシンプルかつ最短距離が基本です。

Img_1694300x224

組み立て完成

ジャックを取り付け、9V電池を収納するとこのような状態になります。

ケース内には十分余裕があり、キャップも問題なく閉まります。

Img_1696300x224_2

1

スピーカーへ接続

100円ショップで購入したミニプラグ変換アダプターとモノラルスピーカーを接続して試奏。

入力ジャックにはステレオタイプを使用しているため、シールドを差し込まないと電源は入りません。

Img_1695300x224



昼間は小型スピーカーなので少し物足りなく感じますが、夜に弾くと意外と十分な音量があります。

音量はギター側のボリュームで調整すると扱いやすいでしょう。


外部アンプへの接続も可能

ミニプラグアダプターとスピーカーを外せば、そのまま他のギターアンプやエフェクターへ接続できます。

パソコン用のアクティブスピーカーへ接続することもできますが、この状態では左チャンネルのみから音が出ます。

左右両方のスピーカーから鳴らしたい場合は、

  • 出力ジャックをステレオタイプへ変更
  • 右チャンネル側への配線を追加

すればステレオスピーカーの両側から音を出せます。


電池について

9V乾電池はダイソーで販売されている100円のものでも十分使用できます。

メーカー品よりランニングコストを抑えられるので、自作アンプにはこちらでも十分でしょう。


持ち運びにも便利

ミンティア メガハードのケースは、以前製作したピースライトケースとほぼ同じサイズ。

ポケットへ入れて持ち歩けるので、携帯性も抜群です。

真夜中の練習や100V電源のない場所でギターを弾きたいときにも活躍してくれます。

部品代もおよそ1,000円前後で揃えられるため、自作電子工作の入門にもおすすめです。


まとめ

LM386とわずかな部品だけで作れるミンティアケース入りスモーキーアンプは、小型ながら実用性十分。

配線をできるだけ短くまとめることが、ノイズや発振を防ぐ一番のポイントです。

工作も難しくないので、電子工作初心者の方でも気軽にチャレンジできるギターアンプだと思います。