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2020年3月15日 (日)

自作テレキャスターを18年ぶりに点検・分解掃除|経年変化と木材のエイジングを楽しむ

自作したテレキャスターも気付けば18年。

今回は大きな修理ではなく、各部の点検と分解掃除を兼ねて状態を確認しました。

長年使い続けたギターだからこそ見えてくる木材やフレットの変化、自作ならではの楽しみをご紹介します。

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18年使ったネックの状態

メイプル・バーズアイネックは購入後に自分で塗装してから約18年。

ローポジションのフレットには、しっかりと弦の跡が付いていました。

指板の方もうっすらと弦に沿って掘れ込みができ、少しずつビンテージギターのような雰囲気に。

今後さらに弾き込んでいけば、指板の色も濃くなり、味わい深い黒い演奏痕へと変化していくのでしょう。


ボディも十分に乾燥

全体を見ると、ボディはアッシュと思われる2ピース材。

18年という年月のおかげで、ネックもボディも十分すぎるほど乾燥しています。

新品にはない軽やかな鳴りになっているような気がします。

自作ギターは完成した瞬間ではなく、年月とともに少しずつ育っていくところも魅力ですね。

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ネックもボディもじゅうぶんカラカラに乾いてる頃です。

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塗装はピアノフィニッシュ仕上げ

塗装工程は、

  • サンディングシーラー
  • 2液ウレタンクリアー
  • #1500耐水ペーパーで水研ぎ
  • バフ掛け

という流れ。

鏡面になるまで磨き上げたピアノフィニッシュ仕上げです。

木工加工から塗装、配線、組み立てまではすべて自分で行いました。

唯一、フレットのすり合わせだけは専門業者へ依頼しています。


普段のお手入れ

弦はダダリオの011セットを使用。

普段のメンテナンスは、大きめの眼鏡拭きにギターポリッシュを付けて拭くだけ。

柔らかいクロスなので細かな傷も付きにくく、個人的にはかなりおすすめの方法です。

高価な専用品でなくても十分きれいになります。


今さら気付いたブリッジの秘密

今回の分解で一番驚いたのがブリッジ。

以前から、

「ピックアップのスラントの向きがおかしいな…」

と思っていたのですが、よく確認するとレフティ用のブリッジでした。

長年、「珍しいパーツなんだな」と思い込んで使っていましたが、まさか左利き用だったとは(笑)。

このブリッジを選んでくださったのは、愛知県のギター工房である**ギターワークス**の廣田氏。

自作ギター製作では本当にいろいろとお世話になりました。

今になって新しい発見があるのも、自作ギターならではの面白さです。


まとめ

18年という歳月を経て、このテレキャスターは木部のエイジングもほぼ落ち着きました。

これから先は無理な改造をするよりも、定期的に点検・掃除をしながら、大切に弾き続けていこうと思います。

新品には新品の良さがありますが、長年付き合った楽器だけが持つ風格や弾き心地は、何ものにも代えがたい魅力があります。